第7期プロコン育成塾 柴谷講師からの第1講(10/1)要旨のご案内
第7期プロコン育成塾受講生へのメッセージ
第1講 担当講師 柴谷 真治
第1講「中小企業のコンサルティングニーズへの対応」を担当する柴谷真治です。第7期プロコン育成塾にお申し込みいただいた皆様とは、10月から約半年間にわたり、中味の濃いお付き合いになると思いますので、よろしくお願いいたします。
われわれ中小企業診断士の仕事を他の士業の仕事と比べると、「税理士による税務業務」や、「社会保険労務士による労務関係業務」というような括りはなく、非常に幅が広く顧客に提供すべき内容も多岐にわたっています。裏返せば中小企業経営者が求めるコンサルティングニーズも、経営、組織、財務、人財、販売などから、広い意味での技術や技能までさまざまな分野があります。それがゆえに得意分野を共有し合う中小企業診断士同士のネットワークも重要です。第7期受講生の皆様も、当塾にて大いに学ばれるとともに、ネットワークを広げる機会としてご活用ください。
色々な業務分野がある一方、分野を超えて共通する「外してはならない良識」や、「経営者の期待を十分に理解するために必要な認識」などもあります。私が担当する講義では、中小企業経営者のコンサルティングニーズへの対応をテーマとして、このような考え方も皆様にお伝えしたいと思っております。皆様と10月1日(土)にお会いするのを楽しみにしております。
【講義内容の要旨】
1.そもそも中小企業者が外部者に依頼したいこととは何か
2.コンサルティングニーズを十分に理解し合えない場合とは
3.コンサルティングニーズを噛み砕くことの有効性と注意点
4.ニーズに対応する道具とニーズに対応した成果の違い
5.相互の納得感を高めたコンサルティングとするために