第16期プロコン育成塾 第3回が開催されました

10月10日(土)、第16期プロコン育成塾 第3回が開催されました。

朝一番の講義は、小畑講師による「プロコンの商品づくりと仕事のとり方」です。冒頭に、講義を受ける姿勢として、①視野を広げること、②アンテナを意識すること、の2つが大切であると伝えられました。その後、「プロコンへの3つのステージ」として、各ステージの内容や、次のステージに進むために必要な心構えや取り組みなどについて、具体的な説明がありました。

次の講義は、橋本アドバイザーによる「独立スタート時における公的機関の仕事」です。独立直後には、公的機関の専門家派遣や診断士協会の紹介で仕事をする機会もあります。こうした仕事の獲得方法や仕事に携わる際の注意点などについて、ご自身の経験に基づくお話がありました。

午後からは小畑講師と吉田アドバイザー、後藤アドバイザー、加藤アドバイザーの4人による「プロコンの商品づくりと仕事のとり方」です。まず、各アドバイザーから、ご自身の独立の経緯や商品づくりの方法、仕事の幅の広げ方などの事例紹介がありました。その後、小畑講師から、仕事を通じた商品のつくり方や価格設定の考え方、営業方法などについての説明がありました。独立後に活用できる具体的なノウハウが多数含まれており、受講生は真剣に聴き入っていました。

講義の後は、パネルディスカッションです。小畑講師と3人のアドバイザーが受講生からの質問に答えていきます。「独立前にもっとしておきたかったと思うことは?」、「初めての仕事の受注の経緯は?」、「初めて手ごたえがあったと感じた仕事は?」といった質問を受けて、終了時間いっぱいまでノウハウが惜しみなく伝えられました。

講義後のグループワークでは、各受講生が作成した自身の商品企画・スタートアッププランに対して、講師陣から個別アドバイスを受けます。経験豊富な講師陣からじっくりとアドバイスを受けられる機会は、大変貴重です。今後の方向性について、多くの気づきを得られたことと思います。これを機会に、自身のプランをさらに練り上げていくことを期待します。

終了後は、新型コロナウイルス感染症に対する兵庫県の警戒基準が緩和されたこと等を踏まえて、今期初めての全体での懇親会を行いました。懇親会も講師陣に質問することや、交流を深めることができる貴重な場です。今後も感染防止対策を行いながら、状況に応じてできるだけ開催する予定です。