塾生の声をお届けします(吉田貴司さん)

プロコン育成塾 第16期生の吉田貴司です。

私が以前、勤務していた企業は、強みを活かせず倒産しました。その経験から私は、強みを活かせず苦しんでいる企業に寄り添い、力になりたいと思って、中小企業診断士を志しました。
資格取得を経て独立はしたものの、企業を支援できるノウハウはなく、何の実績もない自称・経営コンサルタントには、実践の機会もありません。
そんな中、プロコン育成塾を受講することが、ノウハウや実践の機会を得られる一番の近道だと思い、応募しました。

私が期待した以上に講義は実戦的で、そこで得られるノウハウは、中小企業診断士になるための机上の勉強だけで、決して学べるようなものではありません。
また、講師の方々が熱く語られる内容はノウハウに関してだけでなく、むしろ大事だと気づかされたのは「プロコンとしての心構えや人間性の大切さ」でした。プロコンとしてのノウハウや経験にばかり目が向いていた私は、憑き物が落ちたような気がしました。そして、プロコンの使命の重さに対する覚悟の足りなさを、認識させられました。

現在、経営診断実務が始まり、診断先企業には貴重な時間を頂戴しています。自分一人で一から企業診断を行うことは、予想していた以上のプレッシャーを感じます。未熟な所は120%の努力で補い、講師の方々の叱咤激励を受けながら診断を進め、少しでも診断先企業に納得、実践してもらえるような結果を残したいと考えています。

まだ修了した訳ではありませんが、講師陣や事務局の皆様に恩返しができるよう、これから同期生と切磋琢磨していきます。そして、塾で学んだことに磨きをかけ、プロコンとして胸を張れるようになります。