第12期プロコン育成塾 伊藤講師からの第5講・第6講(12/3)要旨のご案内

第12期プロコン育成塾受講生へのメッセージ

第5、6講 担当講師  伊藤 康雄

 受講生の皆さん、初めまして。伊藤康雄です。私は、第5講「プロコンに求められる文章力・書類作成能力」と第6講「説得力を高めるプレゼンテーション方法」を担当いたします。私自身は、当塾の第3期生です。
 この記事を書いている今は8月の下旬なのですが、皆さんはちょうど開講を前にしてさまざまな思いを巡らせていらっしゃることと思います。大きな期待で胸いっぱいの方もおられれば、「ついていけるかな」といった不安な気持ちを抱いている方もおられるでしょう。
 そんな皆さんへの私からの最初のメッセージは、そうした思いはひとまず脇へおいて、次の問いに答えられるかどうか、今一度考えてみて頂きたいということです。

  「中小企業診断士という、限られた人間にだけ付与される国家資格に相応しい志を、本当に持っているのか」

  私だけでなく、当塾の講師・事務局スタッフは、社会に心から必要とされる中小企業診断士を一人でも多く輩出したいと願っています。そのために、約半年間に亘って、講義中はもちろんのこと、診断実務、報告会などあらゆる場面で真剣に皆さんと向き合います。その時、実際に言葉として発してはいなくても、私が念頭においているのがこの問いかけです。
 もちろん、講義の中でお伝えするたくさんの知見やスキルは、皆さんが今後活躍していかれる上で必要なものばかりです。しかし、中小企業診断士に求められる志をしっかりと持っている方は、きっとそれ以上の価値を見出されるだろうと思います。
 そのためには、塾の期間中を通じてぜひ、「自分は、一体どういう人間なのか」ということを改めて見つめ直していただければと思います。
 少し堅いことを申し上げましたが、半年間、共に真摯に楽しく学んでいければうれしく思います。