受講生の声をお届けします!!(中村佳織氏)


こんにちは。プロコン育成塾中村です。
年も明け、今私たちは各自診断企業の報告書作りに熱が入り始めた頃です。
診断協会の実務補習のように5人で1企業を診断していた頃とは違い、責任はすべて自分1人の肩の上にのしかかっています。恐らく実際の業務内容よりも、そのプレッシャーが一番厳しいように思います。
そして、実際に診断に入ってみて感じるのは、企業先の社長や担当者との温度差です。
こちらがいくら熱い思いを持って「企業を良くしよう!」と思っていても、相手先はそうではありません。自分1人が空回りしている気がして悩みます。講義の中で、最初にいかに相手に「おっ!」と思わせるか、それですべてが決まる、と言われた意味がよくわかりました。
今は実習ですが、プロコンとしての実際の診断になれば、それこそどこか途中で「もう結構です」と言われてしまう可能性も十分にあります。そう考えると、知識に加えコミュニケーション力や表現力、論理的な説明力などがいかに必要か、身を持って実感しています。
自分に足りないものが何か、それに少しずつ気がつき始めています。それは診断士としてだけでなく、一社会人としても身に付けおくべきものであると思います。この年齢になって自分の足りない点を思い知らされることは、つらいことでもあります。
でも、マイナス点を素直に受け入れ、日々改善していくことができなければ、独立診断士として成功はできないと思います。おかげで、「まだまだこれから成長できるのだ」と前向きな明るい気持ちを持ってヘコたれることなく、逞しく進んで行きたいと思います。