第10期プロコン育成塾 診断報告会が開催されました!

 三寒四温といいますが、季節は冬から春へと移りつつあるようです。さて、プロコン育成塾の最終カリキュラムである経営診断報告演習が、2月21日(土)と22日(日)の2日間にわたって実施されました。

 今期からは受講生を12名に絞り込んだ、少人数制を採用しています。報告演習は、一人35分間でプレゼンテーションを行い、その後、講師・アドバイザー全員からのフィードバックを10分間受けました。フィードバックでは「現場には何回行ったのか?」「提案した改善策は実行済みなのか」など、実際に汗をかいたコンサルティングをしたのかも確認されます。知識だけのコンサルティングでは報告書として認められません。非常に厳しい指摘を受け、受講生の皆様もプロの厳しさを実感されたことと思います。

 そして、最終日の22日(日)の午後からは、全体の振り返り講義として、各講師から評価項目ごとの総評を10分間でお話しいただきました。全体を通して、講師・アドバイザーから厳しい指摘もありました。しかし今後、独立をしてからはアドバイスをいただくことはできません。提出した成果物の内容が悪ければ、仕事がなくなるだけの世界です。今回、ご指摘いただいたアドバイスを、しっかり受け止めた受講生の皆様は、次なる成長につながることと思います。

 また、昨年まで講師として登壇いただいた湯浅先生や、第9期までの修了生の先輩方もオブザーバーとして参加いただきました。オブザーバーの皆様からも質問や講評をいただいたことは、大変ありがたいことでした。

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 受講生の発表と振り返り講義が終わり、最終講義に入りました。テーマは「プロコン10か条」です。大場塾長が講師を務めるこの最終講義では、プロとして活動していくための絶対に守るべき心構えを学びました。この「プロコン10か条」も、毎年少しずつですが内容が見直されています。外部環境の変化に対応する姿勢が、こんな場面にも表れているのです。

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 最終講義のあとは、修了証書授与です。今期から成績優秀者の発表はなくなりました。成績の優劣が目的ではありません。、報告する診断先企業様に対し、具体的で実践できる報告書を提出できるよう受講生の皆様、本番に向けて作りこんでください。

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 修了後は三宮に移動し懇親会です。プロコン育成塾の先輩方も多数参加され、いつも以上に賑やかになりました。受講生の皆様は、報告発表という緊張感のなか2日間ご苦労様でした。

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 第10期プロコン育成塾のカリキュラムはこれで終了しました。しかし、まだ診断先での報告会が残されています。講師・アドバイザーからの指摘・アドバイスを踏まえ、よりブラッシュアップした報告書とプレゼンで最終報告会に臨んでいただきたいと思います。

 第10期修了生の皆さん、約半年間、本当にお疲れ様でした!