修了生からの応援メッセージをお届けいたします!!(北村佳照氏)

 プロコン育成塾第7期修了生の北村佳照です。現在、小さな経営コンサルティング会社でコンサルタントとして働いております。私のこれまでの経緯や体験が少しでも塾生の参考になればと思い、記事を投稿させていただきます。
 私は、在阪の税理士法人でそれまで働いておりましたが、「せっかく診断士になったのだから、プロのコンサルタントとして独立しよう。」と心に誓い、昨年、プロコン育成塾の門を叩きました。
 既に第8期生の皆さんも先生方からアドバイスをいただいているかと思いますが、私がいただいた言葉は、「独立はまだ早い。」というものでした。「財務・会計については一般の人より知識が深いが、税理士や会計士ほど資格で優位に立っているわけではない。また、得意としている業種や分野もない」。これがまだ早いと言われた根拠です。要は、独立してもアピールポイントに欠けるわけです。
 そこで、「一旦、コンサルティング会社に就職し、コンサルタントとして経験・ノウハウを高めたうえで独立してはどうか。」というアドバイスをいただきました。そして、いただいたアドバイスのとおり転職活動をしてみると、運の良いことに1か月足らずでコンサルティング会社に内定が決まったのです。
 現在は、社長に怒鳴られながら馬車馬のように働いています。精神的、肉体的には極限状態と言ってもいいですが、その中から学べることは多々あると思っています。たとえば、クライアントに何か資料や帳票を提出する場合、「要は何が言いたいのか」、「なぜその結論になるのか」、「その論理展開でクライアントの思考がついていくのか」などをとことん考えています。文章でクライアントを納得させなければなりませんので、論理的に考える力、書く力などが業務を通して日々鍛えられていると実感しています。
 皆さんに具体的なアドバイスはできませんが、「独立するルートとしてそんな道もあるな」という参考、選択肢の一つとして考えていただければ幸甚です。

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