第15期プロコン育成塾 第3回が開催されました!

 9月28日、秋晴れの土曜日、第3回プロコン育成塾が開催されました。今年度より新たにアドバイザー4名による事例紹介やパネルディスカッションを盛り込み、塾生にとってより身近で臨場感がある内容にリニューアルしています。

 最初の講義は、小畑講師による第4講「プロコンの商品づくりと仕事のとり方」についてです。冒頭、講義を受ける姿勢として、①視野を広げる、②行動することを見つける、の2点が大切であると伝えられました。講義では、「プロコンへの成長ステージ」として、3つのステージの内容と、次のステージに進むための心構えや取り組み課題について、経験も交えた具体的なお話がありました。

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 次は、橋本アドバイザーによる「独立スタート時における公的機関の仕事」です。橋本アドバイザーは今年度から本講義を担当します。独立直後は、公的機関の専門家登録や診断士協会の紹介で仕事を始めることが多いものです。そうした公的機関を通じた仕事には、特有の利点や注意点があります。講義では、橋本アドバイザー自身が経験した独立当初の失敗談も包み隠さず伝えられ、塾生も身近な話として聞き入っていました。

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 午後は4人の講師、アドバイザーによる「プロコンの商品づくりと仕事のとり方」です。まず、志水アドバイザー、吉田アドバイザー、加藤アドバイザーより、「これまでどのように商品づくりをしてきたか」「どのように仕事の機会を広げてきたか」など、示唆に富んだ三者三様の生の経験が、時にユーモラスな話題を織り交ぜて伝えられました。講義では、実際につくられた商品や価格の事例も紹介され、興味深く聞くことができました。

 最後に小畑講師から、それぞれのオリジナル商品のつくり方について、仕事を通して商品化する方法や、価格設定などの解説がありました。価格に対する考え方などは、他では聞くことが難しいポイントであり、大いに参考になったようです。

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 講義の後は、パネルディスカッションです。塾生から午前中に回収したアンケートで質問が多かった「商品づくりの苦労話」や「人脈づくりのために取り組んでいること」について、講師、アドバイザーから具体的なアドバイスがありました。塾生から、さらに詳しく知りたい点について質問があり、終了時間いっぱいまでノウハウが惜しみなく伝えられました。

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 講義後のグループワークでは、各塾生が事前に提出したプロコンとしての商品企画・スタートアッププランに対して、講師陣から個別アドバイスがありました。

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経験豊富な講師から、一人ひとりじっくりとアドバイスを受けられる機会は、他ではなかなかありません。今後の自身の方向性について多くの気づきを得られたことでしょう。本日のアドバイスを受けて自身のプランをさらに練り上げ、明日からの行動に活かしていただけることと思います。

 講義終了後は恒例の懇親会です。第3回は、塾生とバックグラウンドが近い3名の修了生を招いて塾生と交流いただきました。[5期修了生:西口延良さん(独立)、8期修了生:岡崎永実子さん(独立)、12期修了生:楠田貴康さん(メーカー勤務)]

 修了後の多様な活動についてお話を伺うことで、それぞれの目指す方向性がより明確になったのではないでしょうか。修了生を囲んで、熱心に話に聞き入っている様子が印象的でした。修了生からは、塾生への熱いエールをいただきました。

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 次回は10月26日(土)に開催予定です。この日は午後の時間を使い、講義と並行して進んでいる企業診断の中間報告を行います。12月の報告会演習に向け、経営診断の方向性について第三者とディスカッションできる唯一の機会です。塾のカリキュラムもいよいよ佳境に入ってきました。有意義な時間となるようにしっかりと準備をしてまいりましょう。