第14期プロコン育成塾 第6回が開催されました!

 プロコン育成塾の集大成となる報告演習が、12月15日(土)と16日(日)の2日間にわたり開催されました。

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 塾生は、担当する企業の診断内容について一人ずつ35分間の発表を行い、その後アドバイザーと講師全員からフィードバックを受けます。分析内容や改善策について、講師からは下記のような指摘や指導がありました。

・課題と解決策が結びついていない。

・数字の根拠や裏付け、本質的な問題点の原因分析ができていない。

・社長の話を尊重するのと迎合し鵜呑みすることとは違う。

・理想論だけ語っていて、具体的な改善提案ができていない。

・(計画の)販管費が3年間連続で千円単位まで同じなのは、現実的にあり得ない。

 また、オブザーバーとして参加の第13期までの当塾修了生からも、受講時の経験を踏まえたアドバイスをいただきました。

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 厳しいコメントも多くありましたが、プロコンとして独り立ちをした後、このような指摘を受ける機会はありません。また、他人(同期の塾生)の診断内容を聞けることも大きな学びとなります。報告演習は毎年大きなプレッシャーの場ですが、塾生にとっては今後の活動への大きな糧となったのではないでしょうか。

 報告演習の後は、「振り返り講義」が行われました。「プレゼンテーション力」「診断能力」「財務分析力」「本質的原因の掴み方」「改善提案力」「全体講評」の各項目について、講師全員からお話をいただきました。

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 塾生の報告内容を踏まえた講義内容は、発表を終えたばかりの塾生には厳しいものもありましたが、その後の診断先での報告会、またこれからのプロコンとしての活動に生きてきます。振り返り講義後には、各講師による採点結果も配付されました。

 オブザーバーとしてご参加いただいたプロコン育成塾初代塾長の福島繁先生からも、14年間続くプロコン育成塾への応援と、塾生たちへの貴重なアドバイスをいただきました。

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 修了生の皆さま、年末のお忙しい中ありがとうございました。

 その後は恒例の懇親会です。修了生の方々にも多数ご参加いただき、いつも以上に賑やかな会となりました。塾生の皆さんは緊張感から解放され、お酒も会話も弾んでいたようです。

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 今後は、演習で受けた指導内容を反映して報告書を仕上げ、2月の最終回で修正内容のブラッシュアップを行います。塾生の皆さん、診断先企業の経営に貢献ができるよう、残りの期間頑張ってください。