第10期プロコン育成塾 第4回が開催されました!
1月に入り寒い日が続いていますが、そんな寒さをものともしない仲間が集まりました。
2015年1月10日(土)プロコン育成塾第4回目の講義が開催されました。
「プロコン」のスキルには体調管理も必須です。講師・アドバイザーはもちろんのこと、受講生も風邪を引くことなく、全員参加で講義は開催されました。「プロコン」に対する意識の高さが窺えます。
最初の講義は柴谷講師にから「プロコンに求められる文章力」についてお話しいただきました。
まず、受講生の文章要約力を図るためのワークを実施しました。このワークでは要約力を確認するとともに、依頼者の要求もしっかりと理解しているかを試されました。受講生の皆様は、依頼者の要求にしっかりと対応できましたでしょうか。
次に、柴谷講師は書類の重要性をしっかりと考えて作成してほしいと話され、“我々が作る書類は、仕事の評価として残る結果であり、それは将来にも影響するものである“と力説されました。
講義の最後には実例として、ある診断士が書いた報告書を題材に、改善すべき点を指摘していただきました。
次の講義は伊藤講師による「説得力を高めるプレゼンテーション方法」についてお話しいただきました。
説得力を高めるためには、自分の存在を認識して、自分の言葉で話すことが重要であり、形式で話すだけでは相手に何も響かないと、お話しされました。また、プロらしさを印象付けるための、様々な手法もお話しいただきました。
受講生は、午後からのプレゼン演習を控えていたこともあり、早速取り入れようとした方も多かったのではないでしょうか。
午後の講義は柳講師よる「独立1stステージにおける公的機関の仕事」として、仕事の受注に関するお話をいただきました。
独立直後にどのようにして仕事を得るのかは、独立を目指す診断士にとって最大の関心事であると同時に共通の課題です。その課題に対して、「収入面」「スキル面」「人脈形成面」の視点から、お話をいただきました。また、仕事に対する心構えや信頼の大切さを切に話していただいたことは、受講生の皆様にとって非常に参考になったと思います。
最後に、ご自身の経験にもとづいた実例や公的機関の仕事の獲得方法や携わり方について、お話しいただきました。独立当初の収入に関することであり、受講生にとっては、非常に有益な情報となったことでしょう。
最後のカリキュラムは受講生によるプレゼンテーション演習です。
前回の個別アドバイスを経て各自ブラッシュアップしてきた「プロコン・スタートアッププラン」について、順次プレゼンを行い、その場で講師・アドバイザーからプレゼン技術についての指導を受けました。
受講生一人ひとりに対し、口癖や発声、身振り手振り、指示棒の使い方、表情や所作に至るまで、あらゆる指摘を先生方からアドバイスしていただきました。手厳しいアドバイスを受け、反発心を抱きながらも、一言一句をかみしめながら、自身の成長に繋げていこうとする受講生の心境が伝わってきました。この演習で指摘された点を忘れずに、次回の報告会では改善されたプレゼンをしてくれると期待しています!
受講生の皆さま、頑張ってください!
講義終了後は恒例の懇親会が開催されました。今回はプレゼン演習の緊張から解放されたこともあって、お酒がおいしかったことと思います。懇親会も4回目となり、穏やかな雰囲気の中、進んでいきました。
次回は2月21日(土)、22日(日)の2日間にわたって経営診断報告会が開催されます。第10期プロコン育成塾のカリキュラムもこれが最後となります。受講生にとっては、集大成となる発表です。今まで学んできたものを全て発揮していただけると期待しております。
また、2月になると非常に寒い日が続きますが、しっかりと体調管理をして報告会に臨んでいただけるようにお願いします。
第9期までの修了生の方々も是非ご参加いただきまして、後輩たちへ講評をいただけましたら幸いです。