第9期プロコン育成塾が開講しました!


 2013年10月5日(土)、第9期プロコン育成塾が開講しました。
 受講生は15名。開講2か月前の8月上旬で募集定員に達したのも、皆さんの意気込みの強さだと感じます。
 成功する経営者は経営資源を「消費」するのではなく「投資」していますが、今回参加された皆さんも、プロフェッショナルなコンサルタントを目指して、受講費と時間を「投資」されたものと思います。その期待に応えるべく、講師陣と事務局はこの日に向けて準備してまいりました。
 定刻の30分以上前から続々と受講者が集まり、開講時刻を前にして早速、会場中で名刺交換が繰り広げられていました。そして定刻の9時30分、緊張感の漂う中、大場塾長の開講挨拶により、第9期プロコン育成塾がスタートを切りました。 
201310大場開講挨拶.JPG
 塾長の挨拶に続き、柴谷講師、小畑講師、湯浅講師、高越アドバイザー、柳アドバイザー、田畑アドバイザーより、受講生への激励メッセージをいただきました。続いて、受講生による自己紹介の時間です。話の構成を1分間で考えてもらった後、事務局から順に指名し、一人2分間の自己紹介スピーチをしてもらいました。2分が経つとタイマー音とともにスピーチは終了です。中には2分経過により途中で打ち切られるケースもありましたが、各自の時間感覚や上手く伝えられたかどうかを早速、自己フィードバックとして噛みしめている様子が見てとれました。また、様々な経歴や年齢の受講生が、これから半年間一緒に学んでいくメンバーを知る最初の場でもあり、今後に向けて楽しみが広がる場でもありました。
 そしていよいよ開講講義です。大場塾長より、「プロコンの基本要件と能力開発」をテーマとしたお話をいただきました。プロコンとしての「基本要件」や「伸びるコンサルタントと失敗するコンサルタント」の対比など、プロコンを目指すうえで絶対に知っておきたいポイントを、講師自身の経験も織り交ぜて解説いただきました。
201310大場開講講義.JPG
 昼休みを挟んで午後から第1講が始まりました。テーマは「中小企業のコンサルティングニーズの掴み方と対応」であり、柴谷講師よりお話をいただきました。
 経験談を交え、コンサルタントに求められている役割やニーズへの対応方法など、私たちの存在意義に関わる重要なポイントについて講義いただきました。これからプロコンを目指す受講生にとっては、コンサルタントとして何をしていくべきなのかを考える貴重なきっかけとなったに違いありません。
201310柴谷第一講講義.JPG
 初日最後のカリキュラムは個人面談です。事前に各自が作成してきた「スキル洗い出しシート」を基に、講師・アドバイザーから個別にアドバイスをいただきました。アドバイス内容は、自己紹介時の話し方や「スキル洗い出しシート」における文章力に始まり、受講生のスキルや強み・弱み、についてです。プロのコンサル視点からアドバイスをいただいたことは、自分自身を見つめ直し、今後の方向性を考えるうえで貴重な機会となったことでしょう。
201310ワーク.JPG
 一日のカリキュラムを終えた後は懇親会です。講義中の真剣な雰囲気とは打って変わった和やかな雰囲気となり、講義では聞けなかった様々な疑問をざっくばらんにぶつけ合う場となりました。プロコンとしての経験を、笑いを交えながらご披露いただくなど、講師・アドバイザーとの親睦が深まり、また、受講生同志の相互理解も深まったようです。参加者一同、今後の発展を感じる楽しい時間を過ごすことができました。
201310懇親会.JPG
 次回は11月9日(土)、場所は今回と同じ、神戸市産業振興センターです。
 (1) 主講義:「中小企業コンサルティングの具体的な進め方」(大場塾長)
 (2) サブ講義:「中小企業特有の決算書の診方」(高越アドバイザー)
の2部構成となります。
 終了後の懇親会には、ゲストとして修了生を招いています。独立直後に本塾を受講、または受講後に独立した「先輩」からの話は身近で、非常に参考になることでしょう。
 診断先の発表もあり、実学を学んでいるという実感がさらに増していきます。体調を整え、心を整え、わくわくしながら学んでいきましょう。
(以上)