第9期プロコン育成塾 湯浅講師からの第4講(1/11)要旨のご案内

第9期プロコン育成塾受講生へのメッセージ
第4講 担当講師  湯浅 伸一

 第4講「説得力を高める報告書の書き方」を担当する湯浅です。
 このたびはプロコン育成塾にお申し込みいただき、誠にありがとうございます。半年間という長丁場ですが、どうかよろしくお願いいたします。
 経営診断報告書(以下「報告書」)の書き方について一コマ講義を設けたのには理由があります。それは、話を聞いていると優秀で的確な経営診断をしているのに、それを報告書にまとめると「文章がめちゃくちゃ」「体裁が整っていない」「文字ばかりで読む気がしない」といったものを数多く見てきたからです。報告書とは、経営診断の数少ない「成果物」です。反対に言えば、いくらすばらしい経営診断を行い、的確なコンサルティングができても、その結果をお客さまにキチンと伝えられなければ意味がないのです。
 経営診断は、経営評論やケーススタディではありません。相手に納得してもらい、行動に移していただく必要があります。そのために欠かせない力が「説得力」です。そして、その説得力の背骨となるのが「論理力」なのです。説得力のある報告書とは、論理が通っている診断・アドバイスを、正しい日本語で表現したものなのです。
 この講義では、美しい日本語について語る時間はありません。我々に求められるのは、自分の言いたいことを誤解を与えることなく伝える、シンプルな文章だからです。先ほど重要だと述べた論理力についても簡単に説明するだけなので、より専門的な知識やノウハウは別途、勉強してください。また、報告書の体裁、文章の書き方やリズムには、絶対これでなければいけないという決まりがあるわけではありません。それぞれの個性があって当然です。私が良いと思う報告書の書き方、最低限これだけは守ってほしいルールをお伝えします。お会いできる日を楽しみにしております。
<講義内容>
・文章の基本
 修飾語と被修飾語の関係、読点(テン)の打ち方、漢字とひらがなの使い分け等をお話し
 します。
・文章の書き方
 文章を書く基本姿勢についてお話しします。
・論理思考の基本
 診断士が使う基本的なフレームワークについてお話しします。
・経営診断報告書の書き方
 経営診断報告書を書くうえで最低限守るべきことについて少し触れます。後は皆さん方の
 工夫です。