第17期プロコン育成塾最終講義を開催しました

第17期プロコン育成塾の最終講義を2月5日（土）に開催しました。当日の大半は、経営診断実習の最終段階、診断企業に提示する報告書に関するグループ討議です。受講生は、前回の経営診断報告会演習で指摘された事項を踏まえ、新たに調査・分析したり、修正したりして今回のグループ討議に臨みました。まずは、修正した報告書について受講生自ら説明し、それを受講生同士で指摘し合います。因果関係が弱くないか、長期的な視点からも提言すべきではないかなど、活発に意見交換がなされました。自分とは異なる視点で指摘されることが、新たな気づきにつながります。また、最後に講師からのフォローアップや報告書をさらに磨き上げるための助言があり、診断企業への最終報告に向けてとても意義のある時間になりました。

休憩時間も自主的な意見交換が続きました。皆さん本当に熱心で積極的です。

グループ討議の後は大場顧問による修了講義です。
これから羽ばたいていく受講生に向けて、プロの経営コンサルタントとしての心得を「プロコン10か条」としてお話いただきました。条文一つひとつに意味があり、重みがあります。ご自身の経験を交えながら、その想いが伝えられました。

いよいよ修了証の授与式です。
小畑塾長から受講生一人ひとりに対し、塾でのエピソードにふれながら温かい励ましの言葉が伝えられ、修了証が授与されました。

受講生からも、修了した感想などについて、思い思いのコメントがありました。
・スキル洗い出しのワークを通じて、自分では気づいていない強みを知ることができた
・塾での気づきを今後の仕事に活かしていきたい
・大変だったが、楽しくもあり、これから成長できる可能性を感じた
・プロコンとしての基本を学ぶこと、独立することの2つの夢が叶った
・いろいろなバックグラウンドを持つ仲間と出会えた
・自分で考え続けることの大変さと大切さを改めて感じた
・ビジネスメールのマナーを見直したことで、相手との関係性が良くなった
・独立か企業内かは迷っているが、塾のみんなと仕事ができる日を楽しみにしている
・塾が修了してからも仲間との出会いを大切にしていきたい
・経営の根幹を学ぶ密度の濃い時間を過ごすことができた
・本では学べない気づきや経験を得ることができた
・プロコンとして持っておかなければならないあり方や心構えを学ぶことができた
17期生の今後の活躍が楽しみです！

最後に、兵庫県中小企業診断士協会の湯浅会長、プロコン育成塾の講師、アドバイザー、事務局から、受講生に対するはなむけの言葉がありました。