第18期プロコン育成塾受講生へのメッセージ  (第6講 担当講師 伊藤 康雄)

 

第18期生の皆さん、初めまして。講師の伊藤康雄です。

私は新聞社で21年間勤めたのち、中小企業診断士の資格を取得したことと当塾を受講したことを契機として、44歳で独立開業しました。当塾では、3期生でした。以来、早や15年が過ぎました。講義は、「プロコンに求められる文章力・書類作成能力」を担当いたします。

当塾の講師陣、そして事務局で支えてくれる皆さん。これらの仲間は皆、本当に心の底から、中小企業診断士としてそしてコンサルタントとして有為の人材を育てたい、支援したいと願っている人ばかりです。

一方で、過去には、目先のお金になる仕事を優先して報告書の作成を途中で投げ出してしまった塾生がいました。当塾の名誉のために付記すると、もちろんごく僅かな事例ですが。

せっかくの講義とテキスト、実地支援があるにもかかわらず、教わったことを十分にアウトプットできていない様子も、まま見受けられます。

私の場合、「中小企業診断士もしくはコンサルタントとしての高みを目指す姿勢」や「プロフェッショナリズムを追求する姿勢」といったものが皆さんにどれだけあるのだろう、「顧客や世の中のために尽くす」そうした思いを持った方に今年は何人出会えるのだろうと思いながら、開校日を迎えます。

コンサルタントとしての能力や実績は、人によって開花するまでの時間差もあるでしょう。

しかし、こうした思いや姿勢、志といったものは、意識を変えるだけですぐに実践できるものです。だから、この塾ではまずはそうした考え方や姿勢を身につけてほしいと願っています。これは、スティーブン・コヴィー氏のいう「人格主義の回復」にも通じる考えです。

事前にいただいた皆さんの情報を拝見すると、今年は、50代後半から60代で企業内でのキャリアを終えようとするのを機に独立を考えておられる方々と、30代40代で企業内におられながら近くコンサルタントとして独立することを見据えている方々に大別できるように思います。そんな皆さんの「プロコン育成塾で得たい事」の記述は、しっかり拝見させていただきました。

バックグラウンドはそれぞれでいいと思います。

ただ、「手早く稼げる方法」ではなく、まずは上述した「中小企業診断士もしくはプロのコンサルタントとしての正しい意識と、これからの学びの道筋」をしっかり身につけていただきたいと願っています。

それでは、開校日にお会いしましょう。