第6期プロコン育成塾 第4講 開講しました!!


皆さま、プロコン育成塾も、いよいよ最終講義となりました。
第4講は、主講義が坪野講師による「業種特化とプロコンスキルの向上」、そして、受講生によるプレゼン・ロールプレイングの2部構成で開催されました。
 始めに「ギターの弾き語りアイスブレーク」がありました。坪野講師独自のアイスブレーク手法は、今後セミナーを行う機会のある受講生にとって、とても参考になったことでしょう。
その後、「業種特化とプロコンスキルの向上」について、ご講義いただきました。コンサルタントとして活動を始めて12年間の経緯や活動状況、更には実際の金額まで示された売上高の推移などの生々しいお話は、受講生にとって非常に衝撃的だったのではないでしょうか。その中でも独立してからの6年間に渡る私生活を含めた赤裸々な苦労話は、受講生の想像を超えていたと思います。そして、その中で成功できたのは「人との縁のおかげ」という坪野講師の言葉はとても重みがありました。特に森井先生と出会った時のお話は、「動かなければ何も始まらない。行動すべし」という坪野講師から受講生への貴重なアドバイスとなったことでしょう。
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          <坪野講師による講義>
 次に、「プロコンとは何なのか」についてご説明いただきました。「プロコンとは、マーケットに高く評価される専門性や実績に裏打ちされる実力を持ち、持続的に成果を出し続けている経営コンサルタント」という定義をお話されました。特に、「持続」することの重要性と難しさを強調して説明されました。坪野講師の言葉に圧倒されながらも、受講生それぞれの思いや覚悟を再認識できたことと思います。
 引き続き、業種特化についてご講義いただきました。人事、財務、生産、組織などの専門分野とともに、専門業種を絞り込む「業種特化」の重要性とそのインパクト・留意点等について、坪野講師が歩んできた道のりを基に、そこに至るプロセスと現在の状況を、ユーモアを織り交ぜながらご説明いただきました。「業種特化」については、事前に受講生から多くの質問がありました。受講生にとっては一番興味のあるテーマであり、将来この厳しい世界で生き残っていくための大きなヒントになる内容だったと思います。
 午後からは、プロコンにとって重要な「聴く」「話す」「書く」「診る」という内面のスキルと「獲る」「創る」「組む」「続く」という外面のスキルについて説明がありました。特に、プロコンとしては、「プロモーションが非常に重要。その中でも『屋号』はとことん考えるべし。」と、実例を交えながらお話がありました。これから「屋号」を検討される受講生には、非常に貴重なアドバイスとなったことでしょう。今できる一つ一つのことを、今きっちりと行うことの重要性を受講生の方は肌で感じることができたことでしょう。
 主講義のあとは、受講生による「プロコン・スタートアッププラン(目指す3年後のプロコン像)」についてプレゼンテーションが行われました。プレゼン発表は内容もさることながら、プレゼン方法を指導することを意図して実施しました。各講師から、話の仕方やアイコンタクトの方法、更にパソコンの表示の大きさや発表時の立ち位置など、厳しい指導がありました。また、内容についても「診断士でなくても出来るのではないか」という鋭い指摘を受ける場面もありました。受講生にとっては2月の経営診断発表会、更にはプロコンとして今後活躍していく中で、大いに参考になったはずです。
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     <受講生によるプレゼン風景>
 講義修了後は、いつものように懇親会が開催されました。受講生の皆さまには、昼間のプレゼンとは一味違うプレゼンを披露していただきました。また、経営診断発表会を2月に控え、受講生からの質問が相次ぎ、これまで以上に活発な雰囲気で熱い時間を過ごすことができました。
       
 受講生の皆さま、本当にお疲れ様でした!!
 次回の経営診断発表会は、2011年2月5日(土)、6日(日)と兵庫県民会館において開催されます。第6期プロコン育成塾もこれが最後の講義となります。
受講生の皆さまには、体調を整えて臨んでいただきますようお願いいたします。