11月7日開催予定 第二講義の要旨について大場講師からのご案内。

            「中小企業コンサルティングの具体的な進め方」 
                                   プロコン育成塾・講師 大場 一正
  
6月26日アップ分で「メシが食えない独立診断士の共通点」を述べたが、第2講ではプロコンスキルの「診る力」を中心とし、「聴く力」と「書く力」、「創る力」についてもロールプレイやツールで学んでいただく。
(1)  講義内容(テキストの構成)
 テキストは約25ページにわたる。内容は私自身の過去の失敗を糧に培った、自身のノウハウを結集したものである。三次実習で学ぶ内容とは違う点が多々ある。それは、民間主体のコンサルティングの実践に基づくものだから。
 修了生の“参考書”となるよう基本的な点も含め、困ったときはこれを再読すれば問題解決できる代物と自負している。
<目 次>
Ⅰ.経営コンサルティングの基礎
 1.コンサルティングと診断の違い
 2.具体的な業務   
 3.経営コンサルティングの心構え
Ⅱ.一般的な経営診断プロセス
Ⅲ.経営コンサルティングの実際   
 1.企業概況の分析(予備調査)
 2.ヒアリング
 3.SWOT分析
 4.問題点・原因の把握
 5.経営改善策の立案、決定
 6.経営診断の報告
Ⅳ.経営支援の実際
 1.経営支援の基本
 2.経営改善支援企画の事例
<付録>:文章の基本
(2)プロコンスキルの習得     
①「聴く力」…私はキャリア・カウンセラーの資格保持者である。カウンセラーのカウンセリング技術を伝授し、ロープレで習得してもらう。
②「書く力」…文章の基本を説明した後、演習問題をしてもらう。
③「創る力」…企業診断ニュース8月号における私の原稿にも記載しているが、受講生全員に「SWOT分析シート」をファイルベースで提供る。外部分析着眼点が50以上、内部が120以上ある。
④「話す力」…受講者の実践の場は第4講であるが、私の話し方のポイントを盗んでいただく。4時間の講義時間、眠らせません!笑ってもらいます!