プロコン育成塾 大場講師からのご挨拶
メシが食えない独立診断士の共通点
プロコン塾講師 大場 一正
私は独立して13年(コンサル歴21年)になるが、先輩診断士から見て「メシが食えない独立診断士」の共通点は次のとおりである。ここで言う「メシが食えない独立診断士」とは、「民間直接契約ができず、公共の仕事に終始している診断士」と我々プロコン育成塾では定義している。
①出身の企業や大学、学歴のプライドが高く、中小企業を「上から目線」で診ている。
②120%の仕事が出来ない。フィーの額で仕事の水準を勝手に決めている。
③診断士資格取得と5、6人で行った三次実習経験で、独立してもやっていけると過信して
いる。
④「企業で高い評価を受けたスキル=中小企業に通用するスキル」と勘違いしている。
⑤文章作成の基本ができていない。このため、報告書を読む気にならない。
⑥「話す力」が不足し、相手を説得できない。
⑦「しゃべってナンボ」と思い込み、カウンセリング力が乏しい。
⑧他人のパクリが多く、自分の考えや商品、ツールがない。
⑨本質的原因の探究まで至らず、表面的な解決策しか提案できない。
⑩アクションを起こさせる具体策がなく、「経営理念の策定」「経営計画の策定」など抽象的な解決策に終始している。
当育成塾では、4回の講義と毎回の個人ワーク、1人1企業の診断実務にて、上記の点をクリアーさせている。