塾生の声をお届けします(岩倉信欣さん)

プロコン育成塾第20期生の岩倉信欣(のぶよし)です。

私は2023年6月に民間製造業を定年退職後、再雇用で継続勤務し、2024年5月に中小企業診断士に登録した企業内診断士です。これまでの33年間は、外注協力企業への発注、新規部品の立上げ、増産対応、コスト改善など発注者として中小企業支援をしてきました。長い職務の中では、外注協力企業に緊急増産の対応や、営業の高い目標に対応するためのコスト改善案の立案などで助けていただいたことも多々ありました。そこで、残りの人生は自分の経験を活かせる中小企業診断士として中小企業の皆様に恩送りをしたい。そのためにはプロコンのレベルまで自分を高めたいと思い入塾しました。

今回、プロコン育成塾に入塾した目的で特に重要と考えているのは、

  • 発注者としてではなく、プロのコンサルタントとしての視点で支援ができるようになること
  • 独立したプロコンのレベルの高さを確認して、なにが足りないのか課題をはっきりさせること

です。

第1回、第2回の講義を受けての気づきですが、人間として当たり前のことをきちんと意識して、それを地道に継続することの大切さ、また独立するためには、人に知ってもらうことと、コミュニケーションの重要さを改めて認識させられました。具体的には「人間力を高めること:人としての重み、価値観が重要、それが説得力につながり、自分のメインフィールドができる。そこに仲間が集まる。」、「自分の経験から本質だけを単純な言葉で抜き出し、それを蓄積し自分だけのオリジナルフレームワークにする。」、「自分の仕事だけしない、相手とのコミュニケーションが重要」などです。

また、これを日々実践できるようにするため、自分の経験の棚卸や5年後の自分の姿とのギャップ解析からの課題創出がカリキュラムにあります。ここにもコンサルタントとしての「ワーキングを通じた課題発見という仕組み」があるのに驚きました。すぐに、現在依頼されている協力企業の幹部人材教育に活用し始めました。

まだまだ、いろんなプロコン育成の仕掛けがあると、大変ワクワク期待しています。