第20期プロコン育成塾受講生へのメッセージ (第6講 担当講師 橋本 祐樹)
プロコン育成塾第20期の受講生の皆さん、初めまして。第2回のヒアリングについての講義とワーク、第6講「プロコンの商品づくりと仕事のとり方」を担当する橋本祐樹です。これを機に長いお付き合いになりますが、まずは半年間、よろしくお願いいたします。
ヒアリングは、「聴く」という中小企業診断士に必要な基本スキルであり、意外に奥が深いものです。話を「聞く」と「聴く」では大きく異なります。皆さんが診断先の経営者や従業員に対して、何をどのように「聴く」かで、相手から引き出せる情報の量と質が大きく変わってきます。それは診断報告書の質にもつながります。
講義では、顧問先や公的支援機関等での私自身の経験を踏まえて、皆さんが診断先での初回ヒアリングを実りあるものにするためのポイントなどをお伝えします。グループワークでは、受講生同士が経営者、聞き手(コンサルタント)、フィードバック役の3者を演じるロールプレイングを行います。「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、それぞれの立場に立ってみることで得られる気づきがあります。
第6講では、「プロコンの商品づくりと仕事のとり方」について、私自身の経験を踏まえて、独立して生計を立てていく段階までのリアルを事例でお伝えします。診断士はそれぞれに専門性も異なり、独立の形も百人百様ですが、成功する人の共通点はあります。あなた自身のプロコン像を見つけ出す参考にしていただければ幸いです。
皆さんと開講日にお会いするのを心から楽しみにしています。