プロコン育成塾を修了して(吉川さん)

プロコン育成塾第15期生の吉川です。

診断先の最終報告会を終えました。社長に「分かっとるわい」と一蹴されないかドキドキしましたが「へ~」、「確かに」、「なるほど」、「そういう方法があったか」、そして帰り際には、「先生、また連絡してもいいですか?」とおっしゃっていただきました。これほど嬉しい言葉はありません。

好感触を得ることができたのは、担当講師の西嶋先生からのご指導の賜物です。報告会の2ヶ月前、「吉川さん、この報告書じゃ報告会で一度伝えた後、二度と読んでもらいないね」、「枝葉は相手の方がよく知っている。山を見よ」と。報告書案を真っ二つに破られた気がしました。戦略・戦術から細部に至るまで、値千金のアドバイスを頂戴しました。
自分もこれに応えようと努力しました。ファンタジーに終わらぬよう、提言は全て、自分で足を運んで見て聞いたことしか書きませんでした。最終的に、師匠と弟子、そして関係者方々の助言の賜物として仕上がった報告書は、診断先の社長に響くものとなりました。

プロコン育成塾の全てのカリキュラムが終わった今、関係者の皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。スキルを企業内で活かすにせよ、未来の独立を考えるにせよ、当塾でお世話になったことにより、確実に「一人でやる度胸」が付いた気がします。
私は、今回の修了を「プロコンになるための明確なスタート地点」と定めました。関係者の方々に今後も見守っていただけることは、「さぼれない」コルセットを嵌められたことであり、最大の収穫だと感じています。