最終回 報告書のフォローアップ会が開催されました。

 2月17日(土)、第13期プロコン育成塾は第6回(最終回)を迎えました。
 前回1月の報告演習における講師や先輩修了生からのフィードバックを踏まえ、各塾生は報告書を大きく練り直してきました。今回はその修正稿に対し、複数の講師と他の塾生から意見を受け、内容をさらにブラッシュアップさせることを主眼としています。
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 前回の報告演習を通じて、塾生は、診断先企業の立場に立つことの大切さや、改善提案の土台である現状分析の重要性を、身に染みて学んでいます。これを念頭に、各グループでは忌憚のない意見や質問が交わされました。さらに、お互いの報告書に触れることで、新たな刺激や気づきが得られたようで、議論は予定時間一杯、続きました。各ディスカッションの最後には、担当講師から、さらに深めるべき点や追加すべき点について講評がありました。
 塾生からは、下記のような感想が寄せられました。

・他のメンバーの報告書を吟味することで、自己の診断内容を客観視する視点が持てた。
・議論を通じてこれまでの講義内容を思い出し、理解を深めることができた。
・自身への質問を受けることで、報告内容に説明不足や理解しにくい点があることに気づいた。
・今後、報告書を修正するべきヒントが見つかった。
・他の塾生の報告書を見ることで、自分の報告書に取り入れたいと思うことがたくさんあった。

 終日にわたる検討会の後は、大場塾長による修了講義が行われました。テーマは「プロコン10か条」です。プロとして活動していくために必須の心構えが伝授されます。この10か条は、プロコン育成塾の原点として脈々と受け継がれています。「将来、仕事の壁にぶつかったとき、この10か条に立ち戻ることでそれを乗り越えてほしい」との塾長の想いが込められた講義でした。
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 修了講義に引き続き、修了式が執り行われました。塾長から一人ひとりに修了証書が手渡され、ねぎらいと激励の言葉が贈られました。塾生は皆、濃密な時間を過ごした達成感とこれから診断先企業への報告に向かう緊張を胸に、晴れやかな表情で修了証書を受け取っていました。
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 場所を移しての「打ち上げ会」では、和やかな空気に包まれる中、塾生から半年間にわたる受講の感想や今後の抱負が語られました。プロコンとしての覚悟、同じカリキュラムを終えた仲間との連帯感、自分の弱さと向き合う時間など、各人が得られたものは一生の宝となるでしょう。最後に講師全員から激励の言葉があり、興奮冷めやらぬ中で散会となりました。
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 第13期プロコン育成塾は、これですべてのカリキュラムを終了しました。塾生の皆さん、半年にわたり、本当にお疲れさまでした。
 今後、各塾生は担当講師とマンツーマンで報告書を仕上げ、診断先企業へ報告を行うことで、本当の意味で「修了生」となります。塾生の改善提案によって、各診断先企業に良い変化が生じることを期待しています。