第11期プロコン育成塾が開講しました!
2015年10月3日(土)、第11期プロコン育成塾が開講しました。
当塾の評判が口コミで広がっているようです。申し込みが殺到する状況となっており、今期は募集開始から約10日で定員に達しました。いち早く申し込まれた12名の方にご参加いただきました。
講義の開始1時間くらい前に会場入りする受講生もいました。この塾にかける真剣な思いがひしひしと伝わってきます。
定刻の9時30分、凛とした緊張感が漂う中、第11期プロコン育成塾がスタートしました。
大場塾長の開講挨拶では、当塾の設立の経緯・意義などをお話しいただきました。
次いで、柴谷講師、小畑講師、高越講師、柳講師、伊藤講師、東松講師より、受講生に対する激励のメッセージをいただきました。
続いて、受講生の自己紹介です。
自己紹介も自分を試される場となる。それがプロコン育成塾です。重圧のかかる中、一人2分間という限られた持ち時間で、いかに相手に十分伝えられるのかが問われます。この自己紹介では、各受講生の時間感覚や話し方、表現力を講師陣は厳しい目でチェックしています。
順番は事務局からの指名制。なかなか順番が回ってこず、ヤキモキした受講生もいたことでしょう。
自己紹介が終わると、いよいよ開講講義のスタートです。大場塾長より、「プロコンの基本要件と能力開発」をテーマにお話をいただきました。
プロコンへの道(ステップ)、プロコンの基本要件など、プロのコンサルタントをめざすうえで必ず押さえるべきポイントを、塾長自身の実体験を踏まえつつ、鋭く解説いただきました。
講義の最後は、恒例のプロコンになるための心構えについてのお話です。プロコン育成塾の修了生は、この心構えを揺るぎない軸として受け継いでいます。今期の受講生の皆様も、プロコンとしての心構えがしっかりと腹落ちしたと思います。
昼食休憩を挟んで、第1講が始まりました。
柴谷講師より、「中小企業のコンサルティングニーズの掴み方と対応」のテーマでお話をいただきました。実体験を踏まえた内容は重みが違います。経験豊富な柴谷講師からの、ご自身の経験を踏まえた貴重なお話に、受講生全員が聞き入りました。特に「コンサルティングニーズは潜在的なものである。それをいかに顕在化させるか」という内容は、真のプロコンになるためには必須の条件であると、受講生にも届いたことでしょう。
初日の最後は、講師による面談とフィードバックです。
受講生が事前に作成した「スキル洗い出しシート」をもとに、講師が受講生と面談し、フィードバックをします。受講生自身が考えるスキルや資質が、コンサルタントとして通用する水準かどうかを評価し、具体的なアドバイスをいただきます。また、受講生自身が気づいていなかった強みも指摘いただきます。会場中が熱気で包まれ、受講生の新たな気づきへの興奮が伝わってきます。講師陣の的確なアドバイスは、プロコンとしての方向性を発見できる契機となったことでしょう。
興奮冷めやらぬなか、第11期プロコン育成塾の初日は終了しました。
その後の懇親会では、受講生の緊張も解け、和やかな雰囲気となりました。また、講師陣に対して、講義の中では決して聞けない内容も質問できたと思います。お酒を交えながらの交流で、受講生同士だけではなく、講師陣との距離感がぐっと縮まりました。
第11期プロコン育成塾は、始まったばかりです。これから、いろんな課題が出てくると思います。受講生の皆様、頑張っていきましょう。
次回は11月7日(土)、場所は兵庫県民会館です。
(1) 第2講:「中小企業コンサルティングの具体的な進め方」(大場塾長)
(2) 第3講:「中小企業特有の財務診断」(高越講師)
の2部構成となります。
終了後の懇親会には、ゲストとして修了生3名を招いています。当塾で学んだことをさまざまな分野で生かしている「先輩」からの話は、身近でありつつも非常に参考になると思います。
次回は、いよいよ診断先の発表があります。これから学びはますます深くなっていきます。体調管理には十分に注意して、しっかりと講義に臨んでいきましょう。
(以上)