プロコン育成塾を終了して(土居伊子氏)

 プロコン育成塾10期生の土居伊子(どいよしこ)です。

 325日、担当先の報告会を終了しました。11月にいよいよ診断先が発表されるという時、どんな診断先が当たるのか、大変緊張したことを思い出します。

 終わってみてホッとすると同時に、もう少し良い提言ができたのではないかと、今でも解決策を探す自分がいます。

 担当先の企業はすでに問題を抱えており、私が携わった時期からさらに大きな変化がありました。

経営者の方は変化の対応に追われ、私はとりあえず着手できる限られた部分に留まった結果にすぎず、重要課題については十分に提言することができませんでした。

 しかし、それは私が多忙な経営者の方に遠慮しながら対応していたことが招いた結果であったと思います。

 報告演習後に、先生方からいただいた講評を一通り読み終え、診断士としての立場を見直した後、診断先企業への資料提供を再度お願いしました。以前は断られていたことも、その時は対応していただけました。こういった気づきをいただき、一歩踏み出すことが出来た経験は得難いものでした。

 このような機会を設けていただいたプロコン育成塾に大変感謝しております。今後も、現場で汗をかく診断士であるべく努力します。ありがとうございました。

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