修了生からの応援メッセージをお届けいたします!!(内藤敏氏)
第9期生の皆さんへ
第6期プロコン育成塾修了生の内藤です。
プロコン育成塾のカリキュラムも後半にさしかかり、塾生の皆様は診断先企業のヒヤリングや報告書の作成に取り組んでいる頃と思います。私自身の経験も踏まえ、2月の発表会に向けて報告書作成の留意点をお伝えします。
報告書は『現状分析の結果』→『課題・問題点の把握』→『改善案の提言』が繋がっている必要があります。しかし、例年、塾生の報告書でよくある失敗に、自分の経験や書籍で学んだ改善事例を提案し、診断先企業の現状と提案が繋がっていないことがあります。
報告書は、改善案のアイデア集ではありません。報告書は、改善案を実行すると「なぜ会社が良くなるのか」、読み手が納得できる裏付けが必要です。
私もプロコン育成塾を受講中に、現状分析の結果と繋がりがない提案を盛り込む失敗をして、報告書を大きく書き直しました。9期生の皆様は、報告書の骨子を作成する段階で、提案内容と現状分析の結果が繋がっていることをよく確認してください。
9期生の皆さんが作成する報告書が、診断先企業の道しるべになることを期待しています。