第8期プロコン育成塾 第4講が開催されました!


 寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
 2013年1月19日(土)、プロコン育成塾第4講が開催されました。
 「プロコン」は身体が資本の職業です。講師・アドバイザーはもちろんのこと、塾生一同も風邪を引くことなく、万全の体調でこの日を迎えました。「プロコン」に対する意識の高さが窺えます。
 主講義は「説得力を高める報告書とプレゼン」について、湯浅講師よりお話をいただきました。
 「最高の営業ツール」である成果物の質を高めることは、プロコンにとって極めて重要な課題です。文章の3つの基本である「読みやすさ」と「理解しやすさ」、「説得力」を高める書き方のポイントを、新聞記者であった講師自身の知識と経験を活かし、解説していただきました。講義の最後には、実例としてある診断士が書いた報告書を題材に、改善すべき点を指摘していただきました。
 プレゼンテーションに関しても、説得力を高めるための技法についての解説がありました。当日午後にプレゼン演習を控えていたこともあり、実践に早速取り入れようとした受講生も多かったのではないでしょうか。
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 午後のサブ講義は「独立1stステージにおける公的機関の仕事」について、柳アドバイザーよりお話をいただきました。
 独立して間もない診断士にとって、公的機関の仕事を獲得することは大きなメリットとなります。しかし、公的機関の仕事も勝手に舞い込んでくるわけではありませんし、誤った携わり方をすれば信頼を失うことにもなりかねません。柳アドバイザーからは、ご自身の経験や周囲で起きた実例などを交えながら、公的機関の仕事の獲得方法や携わり方について、重要ポイントを整理してお話しいただきました。
 独立当初の収入源に関わることでもあり、質疑応答では受講生から数多くの質問が出されていました。
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 その後、受講生によるプレゼンテーション演習が行われました。
 前回の個人ワークでのアドバイスを経て、各自ブラッシュアップしてきた「プロコン・スタートアッププラン」について順次プレゼンを行い、その場で講師・アドバイザーからプレゼン技術についての指導を受けました。
 受講生一人ひとりに対し、口癖や発声方法、身振り手振り、指示棒やスクリーンの使い方、表情や身嗜みに至るまで、ありとあらゆる指摘とアドバイスがなされました。今まで全く意識したことのないことを指摘され、受講生にとっては衝撃が大きかったことと思われますが、プロコンを目指すうえで貴重な経験になったことは間違いありません。
 そしてもちろん、次回の報告会で一つでも多く改善していることを期待しています。受講生の皆さま、頑張ってください!
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 講義終了後は恒例の懇親会が開催されました。4回目ともなればお互いの理解も深まってきており、さらに今回はプレゼン演習の緊張から解放されたこともあって、今までにも増して賑やかな会となりました。
08-04_Banquet
 次回は2月16日(土)、17日(日)の2日間にわたって経営診断報告会が開催されます。第8期プロコン育成塾のカリキュラムもこれが最後。受講生にとってはこれまでの集大成ともなる発表ですので、これまで得たものを存分にアウトプットしていただきたいと思います。
 第7期までの修了生の方々も是非ご参加いただき、後輩たちへ講評をいただけましたら幸いです。