第21期プロコン育成塾受講生へのメッセージ(第3講・第3回グループワーク 担当講師 只野由晃)

第21期受講生の皆さん、こんにちは。

カリキュラム2日目の第3講「業種別の着眼点と分析のセオリー(小売・飲食・サービス業)」と、3日目の「原因分析、改善提案、診断ストーリーの体験ワーク」を担当する只野です。これから、どうぞよろしくお願いいたします。

第1講、第2講を受けて、より業種に特化した内容に踏み込むのが第3講です。

数ある業種の中から小売・飲食・サービス業を取り上げるのは、開業のしやすさ等から事業者数が多く、ほとんどの診断士が企業支援の現場で一度は関わる可能性が高いためです。ここでは、こうした業種を支援する際に欠かせない視点を学んでいただきます。

成功している企業には、業種ごとに共通する“着眼点”があります。この着眼点の有無が、分析や提案の深さを大きく左右します。経営者にとって「それはすでに知っている」「検討済み」で終わらないために、どういうものの見方や考え方を持てばよいのか講義でお伝えします。

「原因分析・改善提案・診断ストーリー体験ワーク」では、これまでの講義で学んだことを事例で実践します。「知っている」ことと「できる」ことの間には大きな隔たりがあります。グループワークを通じて、ご自身の「できていること」「まだできていないこと」を認識し、「できる」に近づくための気づきを得ていただきたいと考えています。そして、ぜひ独力で挑む経営診断実習に活かしてください。

開講日に皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。