兵庫県支部「第7 期プロコン育成塾」が開講しました!!
第7期プロコン育成塾が開講しました。昨日の雨が嘘のように晴れわたり、受講生の思いが表れたような日になりました。
当塾も7期目を迎えることとなり、これまで6期にわたり積み重ねてきたノウハウを活かし、民間に通用するプロ・コンサルタントを輩出する機関として、一段とブラッシュアップしてスタートいたしました。
受講生の不安と期待が入り混じる中で、大場塾長から開講の挨拶がありました。プロコンとしての心構えや当塾の歴史・意義、そして当塾を第一線で活躍している卒業生の近況を、お話しいただきました。話を聞いている受講生の表情もみるみる引き締まり、プロコンとしての自覚が深まる中で、、開講を迎えることとなったのではないでしょうか。
次に、福島講師、小畑講師、柴谷講師、湯浅講師、柳アドバイザー、高越アドバイザーより、受講生に対する激励のメッセージをいただきました。
続いて、受講生の自己紹介です。講師陣の前で緊張している中、受講生自身の経歴や当塾への期待すること、さらには意気込みや夢などをしっかりとした口調で自己紹介を行いました。受講生皆様の気持ちがひしひしと伝わってくるスピーチでした。
この自己紹介は、各受講生の口頭表現力のチェックでもあります。自らの考えを相手に伝えることは、プロコンとして、非常に重要なスキルだからです。
受講生の自己紹介終了後、大場塾長より話し方の講評がありました。第7期生の口頭表現力は、全体的にまずまずの評価で受講生にとっては、良いスタートが切れたのではないでしょうか。
受講生の気持ちが高揚している中、開講講義「プロコンの基本要件と能力開発」のテーマで、福島講師から講義が行われました。プロのコンサルタントとしての資質、条件等を自身の体験を交えて具体的かつ分かりやすく説明いただきました。これからプロコンとして活動していくために、これから受講生自身がどのようにしていけばいいのか、自らの道を導き出すための素晴らしい道しるべになったのではないでしょうか。
続きまして、第1講「中小企業のコンサルティングニーズとその対応」のテーマについて、柴谷講師から講義が行われました。休憩の間に、受講生同士が打ち解けあった後の講義開始でしたが、講義が始まると同時に一気に引き締まった雰囲気になりました。
柴谷講師が独立したときの話や、独立した後に、コンサルタントとして支援を継続することができなかった話など、実体験に基づいた話は、受講生にとって非常に興味深い内容になっており、それが受講生の表情にも表れていました。
また、コンサルティングニーズの現状は、プロコンとして独立を目指す受講生にとって重要なテーマであり、受講生全員が柴谷講師の話に聞き入っていました。
第1講義の後は、受講生が事前に作成した「スキル洗い出しシート」を基に、講師・アドバイザーと受講生との個人面談が行われました。これは、受講生自らが認識している財務やマーケティングなどの得意分野や基本技能としての話すスキル・書くスキルに対する自己評価について、講師・アドバイザーがコンサルタントとして通用するレベルかどうかを評価し、具体的なアドバイスをするものです。
受講生が自ら考えているプロコンスキルと、講師・アドバイザーの客観的な評価のギャップを知り、それについて具体的なアドバイスを受けて、自らが進むべきプロコン像を見直していただきます。受講生にとっては、漠然と考えていたプロコンとしての方向性が整理されるばかりでなく、今後どのようにスキルを向上させていくのかを、気付かされる良い機会であったと思います。
充実感に満ちた雰囲気の中で、無事プロコン育成塾の初日が終了しました。
そして、受講生と講師・アドバイザーの先生とのさらなる親睦を図るため、懇親会が開催されました。
懇親会ではプロコン育成塾の修了生の方(3期生 野崎幸雄氏、第4期生 箕作千佐子氏、第6期生 指尾成俊氏)にもご参加いただき、受講生に対する激励のメッセージをいただきました。
さらに、講義中の張りつめた雰囲気とは打って変わった終始なごやかな雰囲気の中で、講義中には決してきくことができないプロコンとしての生々しい話を、笑いを交えながら披露いただくなど、より深い人間関係を構築できたように感じました。
第7期のプロコン育成塾は始まったばかりですが、充実した成果を予感させる一日となりました。
次回の第2講は11月5日(土)、神戸市産業振興センターにおいて
(1)大場塾長からの「経営コンサルティングの具体的な進め方」をテーマとした主講義
(2)ワーク②「自身の商品(企画)作り」
の2部構成で開催されます。
受講生の皆さまには、体調を整えて臨んでいただきますようお願いいたします。