第18期プロコン育成塾 第3回が開催されました

令和4年10月8日(土)に第18期プロコン育成塾の第3回が開催されました。
経営診断実習の開始後、初めてとなる講義です。午前中、東松講師は、受講生たちの診断先でのヒアリング体験やその際に感じた各自の反省点を聞き出しつつ、その内容を踏まえながら、第4講「本質的原因の掴み方」、第5講「改善提案、診断ストーリーの組み立て」の講義を進めました。

第4講では、企業が抱える問題の本質的原因を捉えるには、原因分析を繰り返して因果関係を整理し、その企業の“癖”を見抜く必要があると説明がありました。そのためには、まず大前提としてコンサルタントは主観を排除し、客観的に企業を把握することが重要とのお話がありました。原因分析に関しては、「心」・「技」・「体」の切り口で原因を絞り込む分析フレームが紹介されました。
第5講では、経験の浅いコンサルタントが経営診断の際に失敗しがちなポイントと、失敗に陥らないための対策について解説がありました。そのうえで、改善提案を経営者に分かりやすく伝え、実行につなげてもらうためのポイントとして、テーマを絞り込み、一貫性のあるストーリー展開で提言を組み立てることが肝要であるとのお話がありました。

午後からの第6講は後藤講師による「原因分析、改善提案、診断ストーリーの体験ワーク」でした。
本ワークでは、架空のプラスチック製品製造業者の経営診断がテーマでした。制限時間内で活発な議論が行われ、ディスカッションの進め方や、ホワイトボードの使い方など、チームごとのカラーの違いが印象的でした。
それぞれのチームが、導いた分析結果と課題提起について発表し、後藤講師からは議論の進め方や分析の観点についての講評がありました。

ワークの後に後藤講師から、原因分析から診断ストーリーをつくるまでのポイントについてお話がありました。
講義の最後には、診断実習で活用できる 問題解決のワークシートと、診断報告を整理する診断サマリーの書式が受講生に配布されました。

この日最後のカリキュラムは、「プロコンスタートアッププラン」についての個別アドバイスです。事前に作成したシートをもとに講師からレビューを受けました。これまでの業務経験を活かせることや、新しく磨くべき能力や活路など、さまざまなアドバイスがなされました。懸命にメモをとる受講生の姿からは、貴重な気づきと課題を得る機会となったことがうかがえます。

講義を終えたあとに、任意参加の懇親会が開催されました。
今回は特別ゲストに当塾の修了者が3名参加し、プロコンとしての歩みなどを受講生と語り合いました。神戸の美しい夜景に囲まれながら、志を共にする仲間と素敵なひと時を過ごしました。