塾生の声をお届けします(鹿島清人さん)
プロコン育成塾第16期生の鹿島清人です。
私は、某都市銀行で法人営業に30年近く携わっています。そして、50代半ばまでに銀行員としての一線を退くことになっており、関連会社を含めた企業内診断士として勤務し続けるか、独立診断士を目指すかを、数年以内に決めることになります。
40代後半になると会社のセカンドライフ研修というものがあります。自分の収入がどうなるか、年金の金額はどのくらいになるかといったことを試算し、家族を含めてセカンドライフについて考えるようになりました。一生宮仕えはしたくないという漠然とした思いと、自分がこれまで培ってきた経験や知識を何か世の中に役立てられないかという思いで悶々としていた時に、中小企業診断士という資格の存在を思い出し、勉強を始めました。
1次試験・2次試験ともに3回も受ける結果になり、思いのほか時間がかかりましたが、令和元年度に合格し、今年5月に登録を完了しました。登録後から診断士の人脈作りをしようと思いましたが、コロナ禍でオンライン開催のものが多い中、偶然このプロコン育成塾のことを知りました。先着順で、締め切りまで数日だったので冷や冷やしましたが、無事入塾が叶いました。
このブログを書いている時点で講義も折り返し地点を過ぎ、診断先にも3度訪問した状況で、佳境に入るところです。銀行員として財務の視点に拘るあまり経営全体の視点が欠けることが無いようにすることと、50歳を過ぎているため失敗は許されない、という2つのテーマをもって、診断先の経営者が実際の行動に移そうと思ってくれるような提案を打ち出したいと思います。
話は変わりますが、最近になって漸くリアルの研究会も少しずつ増え、先輩診断士にお会いする機会が増えてきました。その際、このプロコン育成塾の修了生の方とお会いする機会が多いと感じます。修了生の皆さんが「受講して良かった」と異口同音に仰るこの塾を満喫し、自分が独立してやっていけるのかどうかを見極めていきたいと思います。また、講義の後に飲み会をセットすることで、受講生のモチベーションが維持できるように工夫していただいている点もありがたいです。最後まで楽しんでいきたいと思います。