第6期プロコン育成塾 第3講 開講しました!!

 
12月に入り、寒さも厳しくなってきましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
師走の雰囲気が漂う中、12月4日(土)、プロコン育成塾第3講が開催されました。
第3講の主講義は、小畑講師による「プロコンの商品作りと営業力」でした。
冒頭にセミナーに関するお話しがありました。
プロコンとしてのセミナーのゴールは、受講生に「セミナーの内容が良かった」と言ってもらうことではない。セミナーの内容を現場で実践し、成果を上げてもらうことである。
たとえセミナーであっても、コンサル同様、受講者の成果を追求すべきだと、プロコンとしての心構えを教えていただきました。
次に、3つの段階に分けたプロコンの成長ステージについて説明がありました。
この成長ステージは、下請中心から公的機関中心、そして民間中心のステージへと成長していくためには、各ステージにおいてどのような取り組みが必要か、ステージアップするためには何をすべきなのか、小畑講師の実体験を基に取り組みのポイントの説明がありました。
特に、「スキル・人脈・実績」をいかに実践で積み上げるかが重要だと力説されました。
今後、成長ステージを上っていく受講生にとって、小畑講師の生々しい経験談は、ご自身の将来像をイメージするのに十分な内容だったのではないでしょうか。
午後からはプロコンの商品作りに関する講義が行われました。
自分のオリジナル商品をどのように作っていくのか、そしてそれをどう活用していくのか、商品戦略・価格戦略など、ここも三つの成長ステージ毎に、小畑講師のノウハウを惜しみなく提供していただきました。
最後に、プロコンの営業活動についての講義がありました。
チャネル(何処へ営業をかけていくのか)とプロモーション(どのような手法が有効か)という2つの切り口から、ここも三つの成長ステージごとに、営業活動のポイントの説明がありました。
今すぐ実行可能な具体的な手法を、とても分かりやすく説明いただきました。
その後、休憩時間が無くなるほどの活発な質疑応答が行わるなど、とても充実した講義となりました。
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小畑講師による講義風景
次に湯浅アドバイザーから、診断士としてとても重要なスキルであるプレゼンテーション技法についての講義がありました。
立ち振る舞いから論理的手法の活用、そして具体的な話し方まで今後のプレゼンテーションの場ですぐに活用できるノウハウを教えていただきました。
ただし、プレゼンテーション技法はあくまでもテクニックであって、報告する内容が一番大事だということも教えていただきました。
今まさに診断報告書を書こうとしている受講生には、気が引き締まる内容だったのではないでしょうか。
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湯浅アドバイザーによる講義風景
 第3講の最後に、事前に宿題となっていた「プロコンスタートアッププラン」への個別アドバイスが行われました。三年後の自分のあるべき姿に向けて、現状の自分とのギャップを埋めるために、これから一年ごとに何をしていくべきか、厳しくも優しい心温まるアドバイスをいただきました。
受講生にとっては、非常に難しいワークだったと思いますが、アドバイスの一言一句を聞き逃すまいと必死に取り組んでいる姿に、当塾にかける思いを垣間見た気がしました。
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 「プロコンスタートアッププラン」個別アドバイスの様子
 講義修了後は懇親会が開催され、講義で足りなかった時間を補うように、熱い話が飛び交う非常に盛り上がった懇親会となりました。懇親会の回数を重ねるごとに、講師・アドバイザーの先生方と受講生の関係が密になっていくのをひしひしと感じます。
 受講生の皆さま、本当にお疲れ様でした!!
 次回の第4講は年が明けて、2011年1月15日(土)、兵庫県民会館において
(1)坪野講師からの「業種特化・スキルアップ」をテーマとした主講義
(2)「プロコンスタートアッププラン」受講生プレゼンテーションと講評
の2部構成で開催されます。
受講生の皆さまには、体調を整えて臨んでいただきますようお願いいたします。
次回までお体には十分に気をつけて、良い新年をお迎えください。