第6期プロコン育成塾 坪野講師からの第4講(1/15)要旨のご案内
講師からのメッセージ 第4講担当 坪野克彦
第4講を担当する、坪野克彦です。
脱サラし独立して16年あまり、中小企業診断士として経営コンサルティング活動を始めて
12年目、今年で53歳になりました。専門分野は経営再生支援、専門業種は林業です。昨年、
事務所を東京・日本橋に移転し、全国的に活動しています。
診断協会兵庫県支部には2004年から2009年まで約5年間お世話になりました。
このプロコン育成塾は、支部活動における、福島先生や大場先生達との「診断士のあり方」や
「後進の育成」に関する問題意識の共有の中から生まれ、多くの人達の努力によって育まれてきたものです。
当プロコン育成塾は、我が国中小企業者の振興に寄与する有為な人財を養成・輩出する
極めて貴重な場であるとともに、私にとっては「プロコンとしての原点」を確認する機会となっています。
また、修了者の人達とのその後の交流も続き、その中で、こちらから仕事を依頼することも
多くなっています。
さて、私が担当する講義は「業種特化とスキル向上」というテーマになっています。
業種特化については、自分自身の経験(林業専門経営コンサルタントへの道筋)を話すことにします。
その中で、専門業種を持ち極めることの威力や価値というものを受講生の人達に実感してもらえればと考えています。
また、スキル向上に関しては、プロのコンサルタントとして必要な要件(基本スキル・応用スキル等)を掲げ、プロコンというものの「外形」を具体的に示しながら、そこに行き着くにはどうすればいいのかという「方法論」についても具体的に触れます。
同時に、2006年度の講義からずっと使用し、好評をいただいている「プロコンサクセス50の原則」というオリジナルの資料も今回からリニューアルし、より時代の趨勢に沿った、そしてより本質的な内容にしていく予定です。
受講者の皆さんには、来年1月の第4講でお目にかかれるのを楽しみにしています。
皆さんにとって有意義な内容になると同時に、鮮烈な「気づき」や「示唆」、腑に落ちる「確信」、そして、将来に向けての「展望」や「希望」等がそこから生まれることを私の講義の「成果目標」としたいと思っています。