第5期プロコン育成塾 診断報告会が開催されました!
寒さの厳しい日が続いていますが、皆さんお元気でしょうか?
さて、プロコン育成塾のハイライトである診断報告会が、2月6日(土)と7日(日)の2日間で開催されました。報告会は1人1時間で、プレゼンテーションを45分行った後、講師とアドバイザーからの質問やアドバイスがあります。
昨年11月から始まった診断実務の成果が問われる2日間です。そのためか、受講生の皆さんのいつもと違う緊張感がひしひしと伝わってきました。第1日目が5人(田中氏、田畑氏、京氏、西本氏、植田氏)、2日目に4人(西口氏、逢坂氏、早川氏、吉岡氏)の受講生が順次発表していきました。
講師・アドバイザーの前でのプレゼンテーションという非常にプレッシャーのかかる場面で、受講生の皆さんが診断企業の問題点を指摘し、改善策を提案している姿から一生懸命さが伝わってきました。それに応えるように講師・アドバイザーの皆さんから鋭く厳しいご指摘や的確なアドバイスがあり、受講生もこれまでに経験したことのないコンサルの厳しさ、かつ充実感を味わったのではないでしょうか。指摘事項をいくつか挙げると次のとおりです。
・『あの~』『え~』が多く聞きづらい。
・現状分析が甘い。経営者が見落としているかもしれないので、そこをコンサルが気づかせなくてはいけない。
・大本の「ビジョンの共有と意識改革」の対策が粗い。改革の根本だから、この提言こそ具体的な進め方を記述しないと実行しなくなる。
・結果と問題点の違いを区別できていない。
・問題点と原因を混同している。根本的な原因を突きとめ、これを解消する改善策を提言しないとV字回復できない。
・原因を決めつけてはいないか? 経営者が強調してもコンサルは信じきってはいけない。広い視点を持つこと。
・各対策の優先順位と役割分担まで落とし込むこと。ヤル気にさせる提言がなければ、報告書は単なる紙くずだ。
・ターゲットと価格戦略が合っていない。これでは売上がさらに下がる。
田中氏のプレゼンテーション風景
田畑氏のプレゼンテーション風景
京氏のプレゼンテーション風景
西本氏のプレゼンテーション風景
植田氏のプレゼンテーション風景
西口氏のプレゼンテーション風景
逢坂氏のプレゼンテーション風景
早川氏のプレゼンテーション風景
吉岡氏のプレゼンテーション風景
プレゼンテーション終了後、これから羽ばたいてゆく受講生のために、大場講師による最終講義がありました。プロコンまでの5つのステップを駆け上がってゆくために守っていくべき10か条をご説明いただきました。受講生もいろいろな思いで大場講師の最終講義を聴いていたと思います。
大場講師による最終講義
そして、プロコン育成塾第5期も閉会を迎えることになりました。今回の診断実務の最優秀者、優秀者の表彰から始まり、受講生への修了証書授与、講師・アドバイザーからのコメントと、滞りなくプロコン育成塾第5期を締めくくることができました。
最優秀者への表彰の様子
講師・アドバイザーからのコメント風景
閉会後はこれまでの講師・アドバイザーと受講生で打上会が開催されました。受講生それぞれから第5期を総括してコメントをいただきました。また、受講生から講師・アドバイザーへのプレゼントというサプライズがあり、例年にない盛り上がりをみせました。そして、2次会のカラオケではこの2日間のプレッシャーから解放された受講生が自身の十八番を披露し、非常に楽しい時間を過ごすことができました。
打上会の様子
2次会の様子
プロコン育成塾第5期のカリキュラムはこれで終了いたしました。しかし、本番はこれからです。診断企業での報告会が残されています。講師・アドバイザーからのアドバイスを踏まえ、よりブラッシュアップした報告書で診断企業での報告会に臨んでください。
受講生の皆さん、5ヶ月にわたる学習、本当にお疲れ様でした。