塾生の声をお届けします(I.Mさん)

プロコン育成塾第20期生のI.Mです。

新卒から32年間、FA機器の製造業界に携わりました。生産管理・生産企画の分野で主にSCM改善、工場での方針管理を経験しました。初めて企画分野の仕事をしたとき、当時の上司から『君は消費者物価指数も知らないで企画をしているのか?』等、基本的な知識が身についていないと指摘を受けました。これは改善すべきだと思い、総合的な知識を学習できる中小企業診断士の資格に挑戦しました。

挑戦の過程で中小企業診断士として活躍したいと思うようになり、2022年11月に中小企業診断士として登録し、12月から副業として中小企業診断士活動を始めました。そこから1年が経過する中で、自分自身の知識やスキルをさらに磨き、人脈を広げ、そして独立してやっていきたいと思うようになっていました。本当に自分ができるのか悩みましたが、2024年7月に会社を退職し、8月からプロコン育成塾に参加しました。

これまで2日間、プロコンとしての心構え、ものの見方、接し方等を学びました。「初回訪問に必要な事が詰め込まれたコンテンツである」という言葉が印象に残っています。まずは、試してみることに集中していこうと腹落ちしました。

講義では、講師の方々なりの言葉でプロコンとして実践しているイメージを感じました。

特に参考になったのは、「財務諸表を隅々まで見ること」、「業種別に着眼点を得ること」、「ストーリーをもって経営分析すること」です。私はそれらを実行しているつもりになっていましたが、講師の方と比べると大きな差があると感じました。プロコンとして自分自身をどういう状態へもっていくべきなのかをイメージし、まずは経営診断先企業への初回訪問の準備を進めていきます。