第14期プロコン育成塾 第3回が開催されました!

 すっかり涼しくなり秋の訪れを感じる中、プロコン育成塾 第3回が10月6日(土)に開催されました。

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 前半は、小畑講師による第4講「プロコンの商品作りと営業力」についての講義です。冒頭、企業訪問を始めた塾生に対して、実りある訪問とするための具体的な手法のアドバイスがありました。また、講義に臨む姿勢として、①視野を広げること、②行動することを見つけることが大切であると伝えられました。

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 講義では、まず「プロコンの成長ステージ」として、3つのステージの内容と注意点、次のステージに進むための取り組み課題について、ご自身の経験も交えた具体的なお話がありました。

 次に「プロコンの商品作り」として、塾生それぞれのオリジナル商品の作り方について、仕事を通してニーズをつかみ商品化する方法や、価格設定などの解説がありました。価格に対する考え方などは、他では聞くことが難しいポイントであり、塾生にとって大いに参考となったようです。

 最後に「プロコンの営業活動」として、チャネルごとのアプローチ方法やプロモーション活動の実践について示唆に富んだお話がありました。塾生は、これからのキャリアプランを考えるための重要な学びを得たのではないでしょうか。これらの内容を踏まえて、実際の行動に移してほしいものです。

 後半は、西嶋講師による第5講「セミナー・研修の企画と受注の具体的方法」についての講義です。

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 まずセミナー、研修、講演の違いについて、分かりやすい解説がありました。そして中小企業診断士の仕事としてのセミナー講師のありたい姿は、自分の主義主張に主催者や受講者が納得し、セミナー研修のリポートや新規案件、コンサルティングにつながる講師であることを、実例を交えてお話いただきました。研修エージェント企業の種類と選び方、逆に研修講師が何で選ばれるかについて、経験に基づいた具体的なアドバイスがありました。

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 最後に、セミナー実施において重要なのは、主催者のねらいである研修目的を高いレベルで達成することであると強調されていました。セミナー講師として独立したい人はもちろん、独立すれば誰しもセミナーで登壇する機会があるものです。普段は知ることのできないセミナーの裏側にも触れることができたこともあり、興味深そうに講義に集中している塾生の姿が印象的でした。

 講義後のグループワークでは、各塾生が事前に提出したプロコンとしての商品企画・スタートアッププランに対して、講師陣から個別アドバイスがありました。

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 自分では気づかない「強み」に気づいたり、具体的に取り組むべきことが明確になります。塾生からは、「情熱をもって継続しつづけられる専門分野を明確にする必要に気づいた。」「もう一度自分自身の理念を考えます。」など、明日から取り組む課題に対する決意の言葉が多く聞こえました。

 当塾では、懇親会の場も大切な成長の機会です。この日の懇親会は、3名の修了生を招いて塾生と交流いただきました。

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11期生 後藤 雅明さん

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11期生 板垣 大介さん

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12期生 楠田 貴康さん

 企業内、コンサル会社勤務、独立者と三者三様の活動についてお話を伺うことで、塾生はそれぞれの目指す方向性がより明確になります。塾生からは、修了生への質問が次々に飛び交い、大いに盛り上がりました。修了生から塾生に対しては、自身の経験を踏まえた熱い想いのあるエールをいただきました。