最終回 報告書のフォローアップ会が開催されました

 2月11日、この冬一番の寒波が押し寄せる中、プロコン育成塾の第6回(最終回)が開催されました。
 今回は初めての試みとして、診断報告書の修正版について、受講生同士のグループディスカッションと講師による フィードバックを実施しました。前回の報告演習にて、各人とも多くの指摘を受けています。従来はその指摘内容を担当講師とマンツーマンで修正し、診断先企業へ報告していました。今年は修正した報告書に対して、複数の講師 と他の受講生から意見を受ける場を設定し、報告書の完成度を さらに上げることとしました。
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 ディスカッションの場では、受講生お互い の診断内容に刺激を受けたのでしょう、受講生同士で活発な意見が交わされました。他の診断士が関わる事例に対して、短時間で内容を理解し て意見を出すことも、プロコンを目指すうえで必要なスキルです。受講生にとって、新鮮で有意義な経験になったことでしょう。
 受講生からは、下記のような感想が寄せられました。
「同期生からのアドバイスやディスカッションは、講師とは違った視点で良かったです。他の受講生の報告書は大変参考になりましたし、自分との違いがよく分かりました」
「他の受講生の診断内容とそれに対するコメントを聞き、ディスカッションできたことが参考になりました」
「他の方の発表や自分の発表に対して、先生やメンバーの方々からいろんなヒントを頂けました」
 終日にわたるディスカッションを終え、修了講義に入りました。テーマは「プロコン10か条」です。大場塾長から、プロとして活動していくために必須の心構えが伝授されます。この10か条は、毎年少しずつ進化しつつ、プロコン育成塾の原点として脈々と受け継がれています。
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 修了講義に引き続き、修了式が執り行われました。大場塾長から一人 ひとりに修了証書が手渡され、ねぎらいと激励の言葉が贈られました。受講生は皆、晴れやかな顔で修了証書を受け取り、握手を交わしておられました。
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 その後は場所を移し、打ち上げ会です。ほっとした空気の中、受講生には半年間受講した感想やこれからの抱負を語っていただきました。皆さん、開講時は漠然とした希望や不安を口にしていましたが、今日は次の一歩を踏み出す決意表明の姿勢へと進化されていたのが印象的でした。締めくくりに 講師全員から激励の言葉をいただき、感激のうちに会を終えました。
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 第12期プロコン育成塾は 、すべてのカリキュラムを終了しました。受講生の皆さん、半年にわたり、本当にお疲れ様でした。しかし、今日は新たな始まりに過ぎません。まだ診断先企業での報告会も残されています。
今後は当塾で学んだことを土台に、それぞれの立場でレベルアップを目指し、プロコンスキルを向上すべく頑張って ください。