プロコン育成塾を修了して(横山隆氏)

プロコン育成塾第7期生の横山隆です。
 昨年10月から始まった塾も、3月に診断先企業様への報告会をもって修了いたしました。
全体を振り返って良かったと思うところは、やはり講義です。その内容は、講師の経験を折り込んだ具体的かつ実学に近いノウハウや、直ちに現場で使える知識で大部分を構成されているので理解しやすく、非常に良かったです。
 また、午後からの個別ワークに対するアドバイスも具体的かつ的確で、自分の事業計画を改善するべくコンサルティングされているようで、今後の方向性や取るべき行動が明確になり、こちらも大変良かったです。
 一方、講義で学習したことを踏まえて実際に企業診断を行った際に、以下のとおりに2つの改善すべき反省点があります。
 一つ目は、ヒアリングの際に潜在的なコンサルティングニーズを上手く聞き出せなかったため、業務の改善提案が顕在化している問題を中心としたものとなり、やや説得力に欠ける提案になりました。その主な原因は、カウンセリングスキルやコミュニケーション能力、および仮説検証能力が不足していたからだと思います。
 二つ目は、企業診断報告書の表現手法が稚拙で、メリハリが付いていないために、当初理解しづらい内容になってしまいました。その主な原因は、冗長な表現や主語と述語が上手く修飾していないなど、読み手にストレスを与える文章表現の多用し、視覚に訴えて解りやすく印象に残るような図表を使った表現ができていなかったからです。
 今後は、上記2つの反省点を改めるべくスキルアップに取り組んでいきたいと思います。また、担当講師からたくさんの書籍を読み、その内容と表現手法を多く学ぶようにアドバイスをいただきました。まずは、それを実行します。
 最後に、約6カ月にわたりご指導をいただきました講師・アドバイザーの皆様、何かとお世話になりました事務局の皆様、そして同期生の皆様、本当にありがとうございました。プロコン育成塾に参加された皆様に、今後のご多幸・ご健勝をお祈り申し上げます。

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