塾生の声をお届けします(麻生さん)
プロコン育成塾第21期生の麻生和史です。

私は現在、メーカーで消費財の商品企画を担当している企業内診断士です。
2024年に診断士登録をしたばかりで、診断実務の経験はまだありません。それもあってか、登録後に実務補習や研究会を通じて先輩診断士と接する中で、「中小企業診断士を名乗るには自分の力が足りない」と感じることが多くありました。
このまま企業内診断士として会社に貢献するにしても将来的に独立するにしても、もっとスキルを高め、自信をもって中小企業診断士を名乗れるようになりたいと考え、先輩診断士からも評価の高かった「プロコン育成塾」でスキル向上を目指すことにしました。
現在、第5講までの講義と初回の企業訪問を終えたところです。講義内容は常に「実際の企業診断」を意識した実践的な構成で、大事なポイントは繰り返し講師から説明があり、書籍や独学では得られない“目に見えないノウハウ”を吸収できるのが大きな魅力です。講師陣の実体験を交えた講義を重ねるうちに、プロコンとしての活動がリアルに、そして具体的にイメージできるようになりました。同時に、「一流の中小企業診断士でありたい」という気持ちがより強くなっています。
受講したばかりの第4講「本質的原因の掴み方」と第5講「改善提案・診断ストーリーの組み立て」は、もともと自分が苦手としていたテーマでしたが、その分とても大きな学びを得られました。表面的な理解では本当に効果的な提言はできないこと、ヒアリングを通じて仮説と検証を繰り返し“真の問題”に迫ること、そしてその前提として「企業のありたい姿」と「現状」を丁寧に分析することの重要性を学びました。またグループ演習では、他の受講生のレベルの高さにとても刺激を受けました。ここで得た学びを自分のものにできるかどうかが中小企業診断士として一人前になれるかどうかの分かれ道だと感じています。
今回のブログは、特に私と同じように企業内診断士で、独立をするかはまだ決めていない、しかし診断士として実力をつけたいと考えている方を念頭に書いています。そうした方々にお伝えしたいのは、プロコン育成塾で得られるのはスキルやノウハウだけではないということ、つまり真剣にプロコンを目指している同じ受講生と出会い、刺激を受けられることも大きな特長だということです。受講生の話を聞く中で、自分のキャリアを考える良いきっかけになっています。
この塾で切磋琢磨し、卒業後も互いに刺激し合い、助け合える仲間になりたいと強く思っています。そのためにも、まずは自分自身がこのプロコン育成塾でしっかりと結果を出したいと考えています。

