塾生の声をお届けします(村上さん)
プロコン育成塾第21期生の村上です。

私は地元で中小企業を経営しておりますが、自分の会社をより良くし、長く続く企業にしたい、その一心で2024年9月に養成課程を卒業し、中小企業診断士の資格を手にしました。しかし、そこにいたのは実務経験のない、いわば肩書きだけの自分でした。この資格を本当の力に変えるため、次の一歩としてこのプロコン育成塾への参加を決めました。
ここで教えられているのは、小手先のテクニックではなく、プロとして結果を出すための思考の軸です。直近の第4講でも改めて学びましたが、現状から原因を探り改善策までを一本の線で繋ぐこと、自分の得意なやり方に固執しないこと、そして何より報告書の提出をゴールとせず、経営者が「よし、やってみよう」と行動に移して初めて我々の仕事は真価を発揮するということだ、と理解できました。
講師の厳しく的確な指摘、診断先の社長の真剣で熱量のある言葉、異業種の同期とのやり取りによって、自分だけでは気づけなかった視点が開けました。まだ始まったばかりですが、仲間と共に真剣に企業診断に取り組む中で、経営課題に対する感度が飛躍的に高まっているのを感じます。社会人になってから、これほど密な人間関係を築ける機会は貴重です。ここで得た知識以上に、素晴らしい方々と出会えたご縁に心から感謝しています。
半年後、「この挑戦は正しかった」と胸を張って言えるよう、失敗を恐れず学びを重ね、仲間と共に歩んでいきたいと思います。

