第5期プロコン育成塾 第3講 開講しました!

 12月に入り、寒さも厳しくなってきましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
師走の雰囲気が漂う中、12月5日(土)、プロコン育成塾第3講が開催されました。第3講の主講義は、小畑講師による「プロコンの商品作りと営業力」です。
 始めに、小畑講師のプロフィールをご紹介いただきました。独立してからこれまでの苦労話も交えて、コンサルタントとしての自身の理念やその背景、現在の活動状況などをお話いただきました。第1、2講の講師と違い、コンサル実務を経験せずに独立した小畑講師は受講生にとってより身近なモデルとなり、真剣な面持ちで聴き入っている姿が印象的でした。
 
 主講義では、まずプロコンの成長ステージについてご説明がありました。経験年数だけではなく、スキル・人脈・経験が蓄積されるごとに第1ステージ(下請中心)、第2ステージ(公的中心)、第3ステージ(民間中心)と移行し、それに伴い売上高も増加していくという説明は、受講生にとって理解しやすかったことでしょう。さらに、各ステージに上がっていくために、小畑講師自身がどのように取り組んできたかの説明もありました。既に独立している受講生も、これから独立を考えている受講生にとっても、自身の将来像を十分にイメージできたはずです。
 午後からは、「プロコンの商品作りと営業力」についての講義がありました。「商品作り」では商品戦略、価格戦略、各成長ステージにおける商品作りのポイントを、「営業力」ではチャネル戦略、プロモーション戦略、各成長ステージにおける具体策の説明がありました。自身が実際に行ってき、今は民間企業中心で取り組んでいる小畑講師の具体的な方法は、受講生にとって非常に参考となる内容だったと思います。
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                      小畑講師による講義風景
 主講義のあとは、商品作りのワークが実施されました。事前に配付された「プロコン商品企画フォーム」に、受講生自身の商品内容を個人ワークにて記述してもらいます。このフォームは、自身の能力や顧客・市場の状況を踏まえ、どのような商品を想定するクライアントに提供していくのかを記述する内容になっています。受講生にとっては、非常に難しいワークだったと思いますが、黙々と必死に取り組んでいる受講生の姿に、当塾に賭ける思いを垣間見た気がしました。
 続いて、各々が作成した「プロコン商品企画フォーム」について、講師・アドバイザーの先生方から個別アドバイスを実施しました。受講生が考えている商品イメージをさらにブラッシュアップし、今後の商品開発や営業活動に役立てていただきます。講師・アドバイザーの先生と受講生の話は尽きることなく、制限時間内ではまったく足りないほどの盛り上がりでした。
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              「プロコン商品企画フォーム」個別アドバイスの様子
 講義修了後は、懇親会が開催され、講義で足りなかった時間を補うように、熱い話が飛び交う非常に盛り上がった懇親会となりました。懇親会の回数を重ねるごとに、講師・アドバイザーの先生方と受講生の関係が密になっていくのを痛感します。
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                         懇親会風景
 
 受講生の皆さま、本当にお疲れ様でした。
次回までお体には十分に気をつけて、良い新年をお迎えください。
 次回のプロコン育成塾第4講は、年が明けた2010年1月16日(土)、坪野講師による「業種特化とプロコンスキルの向上」、湯浅アドバイザーによる「説得力を高めるプレゼン方法」、そして、受講生によるプレゼン・ロールプレイングの3部構成で開催されます。