プロコン育成塾第22期生の能政真一です。

2026年、念願の中小企業診断士試験に合格し、4月2日の誕生日を開業日として活動を始めました。
屋号は「ノーズ・コンサルタント」。自分の苗字を英語読みでもじったもので、「覚えていただきやすい名前にしたい」と考えて付けました。「屋号で能政さんのことを覚えていました」と言っていただくこともあり、このまま大切にしていきたいと思っております。
初日の講義で、講師の先生方が経営理念をしっかりと持ち、その理念を屋号にも込めて活動されていることを知りました。そこで私も自分の経営理念を考えました。「現場に立ち、経営に届ける」。自分ではなかなか良いものができたと思っていました。しかし2日目の講義で、その考えが変わりました。この言葉は「自分が何をするか」を表しているだけで、「お客様や社会にどう貢献したいのか」という視点が欠けている。自分目線の経営理念になっていることに気づきました。これからご支援先と向き合う中で、「自分は、社長に、そしてこの企業にどう貢献できるのか」をとことん考え、塾を修了するときには、自分なりの考えを経営理念として形にしたいと思っております。
初日の講義では、もう一つの気づきがありました。独立してコンサルタントになるためには、自分の殻を破らなければならないと思っています。ただ、自分が身につけてきた常識が、コンサルタントの世界でどこまで通用するのかは、まだわかりません。そんな中、講義で「鞄を通路に置いてはいけない」「足を組まない方が良い」「身なりはきちんと整えるように」と指摘がありました。30年以上前、新入社員の時に教わったことです。当時は「マナーを形式として覚え真似するもの」と考えていました。ただ、歳を重ねて少し考えも変わってきております。私は長年、大企業に勤める中で、どちらかといえば「お客様として迎えていただく側」にいたのだと思います。これから独立してコンサルタントとして仕事をするということは、今度は自分が「お客様を迎える側」になるということ。そのことを考えたとき、以前2年間ほど習っていた茶道で感じていたことと、講義で教えていただいたマナーがつながりました。玄関を掃除し、茶室を整え、掛け軸を選び、お花を活け、丁寧に手入れしたお茶碗などの道具を選ぶ。その日のためだけに、あらゆる準備をする。そして、日々の稽古で磨いてきたお手前でお客様を迎える。茶道とは、突き詰めれば「お客様へのおもてなし」なのではないかと、そう感じるようになっていました。そう考えると「鞄を通路に置かない」「足を組まない」「身なりを整える」ということも、単なる形式ではなく、相手を迎えるための準備なのだと思います。
まずは、新しいスーツを仕立て、靴も新調しました。昔から形から入るところは変わっていません。
次は中身です。2日目の講義で実践的なコンサルタントとしての知識や活用方法を学びました。これからも、さらに実践的な学びが続くことを大変楽しみにしています。同時に、改めて身が引き締まる思いです。
ご支援する企業の業界を学び、フレームワークを使い、数字を見て、頭をキリキリと使って考える。
そして、頼りになる存在として社長に伴走する。そのようなコンサルタントを目指し、自分を律して、精進してまいります。